一昔前までは、バイトやパートは外に出て働くもの、お金を稼ぐという事は外に出るものだという固定観念がありました。
けれど今では、パソコンやスマホがあり、それらで収入を得る事が当たり前のようになっています。
いわゆる「ネットビジネス」ですが、こういった新しい仕事が増えてくると同時に悪質な第三者も目を光らせ、私達は常に狙われています。
アドセンス狩りとは
「アドセンス狩り」も、そのひとつです。
「アドセンス狩り」とは、悪質な第三者によるグーグルアドセンスの不正クリックを繰り返し、アドセンスアカウントの利用を停止にされることです。
(アドセンスとは、自分のwebサイトやブログなどに広告を掲載し、その広告がクリックされるごとに収入を得られるサービス)
アカウントが停止となる場合、主にwebサイト運営者の過失が多いのですが、悪質な第三者によるアカウント停止が多いことも確かです。
《アドセンス狩りによるふたつのパターン》
- 突然クリック率が異常に高くなった時
- 違法サイトに広告を貼り付けられる
これらふたつのパターンを詳しく見ていきましょう。
アドセンス狩りに遭った場合、突然にお知らせがやってきます。
突然クリック率が異常に高くなった時は、アドセンス狩りに遭ったと考えて良いでしょう。
グーグルアドセンスの審査に合格すると、自分のサイトを運営することができ、そのサイトに広告を入れ込むことができます。
これは、クリック報酬型と呼ばれるお金を稼ぐ手段です。
そのサイトの広告に突然大量のクリックが入り込むことを、アドセンス狩りといわれています。
自分で悪いことをしていないのに、悪質な第三者によって行われる最高の嫌がらせですね。
たまたま、又は故意にクリックをし、嫌がらせをします。
アクセス数の少ないブログであれば、即、アカウント停止となりかねません。
そして一度アカウントを停止されると、再開までには時間がかかり全く持って迷惑な話です。
違法サイトに広告を貼り付けられる場合
またグーグルでは、違法サイトへの広告の掲載を禁止しているため、ただ掲載されているだけでアカウントが停止となることもあります。
悪質な第三者によって嫌がらせをされることは、「なぜ、自分が!!」と、思うばかり!
腹立たしい限りです。
相手には、何の利益にもならないことなのに、自分が標的にされるのは、腑に落ちない話です。
そうかといってこのまま放置しておくわけにもいかないし、アドセンスを管理していくのは運営者です。
自分のサイトを管理していく為には、何らかの対策を設けなければなりません。
ここに、効果的ないくつかの対策があります。
アドセンス狩りにあった時の対応策
自分以外に自分を守れるものはなし
アドセンス狩りに遭うとまだ受け取っていない利益も没収され、今後アドセンスの利用もできなくなります。
このようなことの絶対ないように、自分でしっかりとガードします。
アドセンスは、自分のwebサイトを登録して、自分以外のサイトの登録掲載を防ぐシステムがあります。
なので、自分のwebサイト以外での利益は出ないのです。
こうしておくと、違法サイトに広告を貼られるといった心配もなくなります。
クリック率の大幅増加をレポートに報告する
検索広告360のヘルプセンターといって、マーケティングキャンペーンの管理をする為のものがあります。
ここで、webサイトのクリック率の増加をいち早く発見できるレポートが作成されます。
これを設定しておくと、不正クリックの増加をすぐさま見つけ出すことができます。
IPアドレスを調べブロックする
不正クリックを防止する場合、ひとまずIPアドレスをブロックする方法があります。
調べ方はいろいろありますが、IPアドレスを特定しブロックします。
グーグルに報告する
とにかく一刻も早くグーグルに報告します。
報告は、「無効なクリックの連絡フォーム」という欄から行います。
グーグルに報告をしておくと、webサイトをしっかりと管理できている運営者であるという事が、グーグルに伝わります。
不明クリックが運営者ではないという事も疑われずに済みます。
またアドセンスには、「無効なクリックの連絡フォーム」という問い合わせの窓口があります。
ここへ報告しておけば、アカウントが停止となることもありません。
不正クリックを他言しない
不正クリックの相手を刺激しないためにも、クリック増加が判明したら、速やかに①から④を実行することです。
「最近のグーグルの対応も手厚くなっている
まだ少し前までは、アカウント停止も頻繁で厳しいものがありましたが、最近のグーグルは、アドセンス狩りをよく知っているので、事前に報告なくアカウントを停止することも少なくなってきました。
アドセンスは、怖いようで万全な対策で臨めば、ほぼ100%アドセンス狩りは防げます。
対策はきちんと行い、安心したwebサイトを運営しましょう。