電子書籍「医療崩壊と投資: つみたて投資入門」
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医療業界は現在医療費の高騰によって国費から少しずつ切り離しが行われています。
特に高齢者医療は昔は1割負担であったのが、今は3割負担や条件によってはその輪にも入れません。
背景は国費のひっ迫と共に国の成長に直接繋がり難く、国はITや国の強みになる売却物に力を入れております。
多くは実利益に繋がる内容が多く、人命を助ける・感染対策・急性期や回復期医療以外は利益を伸びくいのです。
今まで医療での賃金は高い安定をしていた時代があるが、2002~2006年以降医療従事者の給与を見ると頭打ちな様子を窺えました。
これから医療業界一本で定年まで働いていても不安の無い老後を送るのは難しい場合が多いと予想されます。
筆者の近くでも65歳以上で再雇用を受けている元管理職の医療従事者が散見されます。
一様に口に出すのは「そんなに浪費もしないできちんと働いてきた」と話します。
皆、それにより焦って老後から退職金を使用し慣れていない投資を行い、株相場を知らない状態で挑み退職金を溶かしていきます。
なので提案は若い内から投資を小さく行い、相場観を付けて行きながら長期的に複利の力を借りていきます。
医療業界は福利厚生が安定しているが重要なのは複利の方。
必要なのは元金よりも複利を生む時間だと考えられます。
35歳と若い内に運用していた100万円と65歳から運用する100万円では大きく違ってくきます。
若い内に増やした元金で更に安心を作る事も可能です。
医療業界は国家資格での給与発生の為、殆どの場合副業はNG。医療で関わった患者の情報は秘匿義務があるからです。
管理側としても非常にシビアに考えており、個人情報の重要性の高まりと共に傾向が強くなっていきます。
医療業界は浮き沈みが少なく安定した給与があるから安心してしまうのも大きいです。将来の計算をすると足りない事が多いのにです。
上記の理由から金融的な余裕を生むなら投資がやはりおススメに挙げられます。
投資は自己責任だが、少なくとも人口減少が進む日本の円や年金・貯金といったモノは今やリスクが高いと言えます。
日本に投資するよりは米国や世界経済に投資するのが今は主流となります。
当たり前の事を記載しますが、今この瞬間が一番この先において若い瞬間です。
未来に対して一番時間を持つ事が出来る時期は今です。
複利の恩恵や経済基盤の安定による安心を早く持ちたいのなら、今が一番可能性が高く時間を掛ける毎に可能性は減っていくと言えるでしょう。
本書が皆様の生活をより良くする一助になれる事を願っています。