知らないと損をする!?副業している人のための節税方法

最近は、副業が流行っており税金を払った経験がある人も多いともいます。

そこで、やはり気になってくるのが税金の高さです。副業で稼いでいる額が多い人ほど税金の額で悩んでいる人は多いかと思います。

そこで本記事では副業の中でも稼ぐ額も人によってはおススメできるアフィリエイトの節税方法についてまとめています。

20万円以上の所得がある人は確定申告の義務がある

ネットとお金

副業の所得が20万円以上の人は、確定申告をする義務が発生します。

なお、所得税が20万円以下の人は確定申告をする必要はないですが、住民税は申告をする必要があることを忘れないようにしましょう。

税金を支払わなかったらどうなるのか

ショック

副業で多く稼ぐことのできるアフィリエイトですが確定申告をしなかった場合はどうなるかを解説します。

副業は収入の多さに比例して税務署に気づかれやすい

アフィリエイトで得た収入は、ASP(アフィリエイトをしている人と企業をつなげる会社)を通して「給与支払い報告書」を税務署に提出しています。

なので、ASPから収入を得ているアフィリエイトは、最終的に税務署に確定申告の必要があるのか気づかれてしまします。

また、3年以上にわたって確定申告を無視していたら、税務署は調査を開始します。

さらに副業収入が大いに比例して税務署の調査する割合はあがります。年100万円ほどを超えると高確率で対象になると言われています。

税務署に知られたら「重加課税」を支払う必要がでる

税務署に副業で得た収入の確定申告をしなかった場合、無申告加算税(一番悪いケースで重加課税)がかけられる可能性が高いです。

この重加課税は、納める必要があった税金に35%以上を加えて支払うというものです。加えて、未納税額の14.6%を治める必要がある延滞税も課せられてしまいます。

アフィリエイトをしながら税金を節約する方法

提案

アフィリエイトをしている人ができるだけ多く節税するためには「所得を減らす」、「経費を多く使用する」などが挙げられます。

「所得を減らす」を実際に行うためには、全ての所得控除を使用することをおすすめします。

アフィリエイトをする人ができる所得控除は下記です。できるだけ多く使い節税するべきです。

所得控除の例
  • 青色申告特別控除
  • 扶養控除
  • 配偶者特別控除
  • 小規模企業共済等掛金控除
  • 生命保険料控除
  • 寄付金控除

アフィリエイトをしている人が使用できる9つの経費

経費ダウン

アフィリエイトは意外と算入できる経費科目が多いのが特徴です。ですので、アフィリエイトはどれほど経費として申告し節税するのかが大切です。

・通信費

アフィリエイトはネット使用する仕事です。そのため、インターネット回線は必ず必要です。

また、仕事上クライアントと電話で連絡を取り合うこともあるので経費として申告することが可能です。プライベートでもネットや電話を使用する人は半額ほどの申請にしている人も大勢います。

他にもアフィリエイトする際に必要な「ドメイン料金」「レンタルサーバー代」「Wi-Fiルーター代」なども経費にできるため、節税するために申告するべきです。

・広告宣伝費

広告費も経費として申告できます。具体的にはGoogleアドセンスなどです。

さらにバナー製作費、ロゴ製作費も申告できるため、できるだけ多く申告するべきです。

 

・支払手数料

アフィリエイターは少ない額ではありますが手数料を取られることが多いです。

商品を買ったときや入金した時の振込手数料も経費になりますので節税に使うべきです。

・消耗品、事務用品など

アフィリエイトに限ったことではありませんが、パソコン、スマートフォンがないと仕事ができません。このような仕事で使用する事務用品も経費として落とすことができます。

アフィリエイトの場合だと他には、写真撮影で使用するデジタルカメラ、契約書や見積書の作成に使用するプリンター、業務で使用するパソコンソフトなど様々なものも経費とすることができます。

・書物、資料など

アフィリエイトは、自身のサイトに設置したアフィリエイト広告をクリックしてもらうためにアクセス数を稼ぐ必要があります。

そのためには情報収集が必要です。詳しく紹介したいアフィリエイト用商品の商材、資料は実際に触ってみないとどのようなものかわかりません。

このような資料などは経費の対象となります。また、SEOやライティングの教材などの書籍も経費の対象となります。これらを上手く経費にして節税するべきです。

・交通費

アフィリエイトで仕事をしていると取材したりカフェで仕事したりすることがあります。そのときに発生した交通費も経費として落とすことができます。

もちろん、仕事用の交通費しか経費として落とせないので注意しましょう。最近では交通費を払う際によく使用されるSUICAなどのICカードも領収書を発行すれば経費として落とすことが可能です。

・光熱費

アフィリエイトはパソコンを使った仕事のため、自宅で仕事をすることが多いです。そのため、他の家庭よりも電気代がかかってしまいます。

ですが、電気代を経費に落とすことができます。さらに自宅をオフィスとすればガス代、水道代なども経費にできる可能性もあります。

・外食代や接待費

アフィリエイトをしていると外食代や接待費を使用することも時にはあります。具体的には、「クライアントの食事」、「カフェでの仕事」、「アフィリエイト関連のセミナーの参加料」などが経費となります。

・外注費

多くのアフィリエイトサイトを運営している人は、サイトの運営や記事の執筆等クラウドソーシングを利用して外注することもあります。これも経費として落とすことができます。

不要な経費と判断されたら税金が増える可能性がある

経理

経費を申告すると節税できていいかもしれません。

しかし、税務署にアフィリエイトとは関係ない支出を経費扱いにしていると判断されると、税金を多く払わなければいけない可能性があります。

なぜなら、以下のような税金が課せられるからです。

税金がどのような場合に増えるのか
  • 過少申告加算税…本来申告すべき金額より少なく申告している。(10~15%上乗せ)
  • 無申告加算税…申告していない所得がある。(5~20%上乗せ)
  • 不納付加算税…源泉徴収した所得税を支払わなかった。(5~10%上乗せ)
  • 重加算税…事実と異なる内容を申告している。(35~40%上乗せ)

節税をする際はこのようなリスクがあることも念頭に入れておいて経費を申告しましょう。

できる限り節税をする

コストを下げる

本記事ではアフィリエイトをしている人の節税方法を解説しました。

実は意外と経費に落とせる費用があると知り驚いた人もいるかもしれません。

ですが誤った経費を申告するとかえって多くの税金を支払わないといけないことになるかもしれませんので慎重に申告するべきです。

また、ブログで取り扱った内容に関係しているものは経費にできることが多いのでできるだけ税金を減らすことがオススメです。