主婦に人気の在宅ワーク・初心者はデータ入力からがオススメ

Withコロナの時代、国のリモートワークの推奨などもあり、在宅ワークをする人が増えています。

自宅にパソコンがあれば、すぐに始められるデータ入力やWEBライティングは、需要も多く人気の仕事です。

現在では、企業と在宅ワーカーを結ぶ「クラウドソーシングサービス」の普及で、在宅ワークができる環境も整ってきました。

ここでは、これから在宅ワークを始めたい「在宅ワーク初心者」の方へむけて「在宅ワークの種類と探し方」について解説します。

初心者向にもできる在宅ワークと探し方

サイドビジネス

在宅ワークと一口に言っても、さまざまな種類があります。昔からある「内職」と言われる封入、シール貼り、小物の組み立て等は健在ですが、昨今では在宅ワークと言えば、パソコンやスマホを利用する仕事がほとんどです。

シール貼り・封入・小物組み立て

昔ながらの「内職」ですが、今でも主に主婦の方が多く取り組んでいる仕事です。

シール貼りを例に取ると、仕事の受注先から商品とシールを受け取り、指定の場所へ貼っていきます。シールが曲がっていたり、指定の場所からずれるのはNGです。誰にでもできる仕事とは言え、細やかな神経は必要です。

シール貼りの単価は、平均すると0.1円から2円、難易度が高いアクセサリーの組み立て等になると、もう少しアップする可能性もありますが、月平均すると、1万円から3万円位が相場です。

また、受注先によっては納期が厳しいところもありますので、慣れない内は、受注量を調整する方が無難です。

データ入力

クラウドソーシングサービスでも、需要が多く、人気の職種にデータ入力があります。

データ入力の種類

データ入力にも、いろいろな種類が有ります。一般に「ベタ打ち」と言われるテキストをそのまま入力するものや、テンキーを使って、レシートの数字や伝票の数字のみの入力は、スキルも不要で初心者にも取り組みやすい仕事です。

また、同じデータ入力でも録音された音声データを文字に置き換える「テープ起こし」と言われるものもあります。テープ起こしは、「音声を聞きながら入力」しなければならないので、若干の経験が必要な場合が多くなります。

具体的には、企業の得意先台帳入力、アンケートの入力、名刺の入力、インタビューを録音したデータの文字起こし等があります。

データ入力に向いている人は?

データ入力の仕事は、パソコンの前でずっと入力を続けるいわば単純作業です。しかし、入力の正確さと速さが求められますので、集中力があり、コツコツと入力するのが苦にならない人に向いています。

集中力がある方でも、パソコンの前で長時間入力を続けていると、姿勢が悪くなったり、視力の低下や肩こりの原因になります。

時間を決めてしっかり休憩を取り、リフレッシュしながら作業を続けましょう。

学生でもデータ入力の仕事はできる?

クラウドソーシングサービスの大手、クラウドワークスでは、高校生や大学生でも保護者の同意があれば登録できますの、学生さんでも、在宅で空いている時間に仕事が可能です。

在宅での入力ワークは、時間の融通も利きますし、タイピングスキルもアップ、オフィスソフトのエクセル・ワードを扱う仕事もある為、就活の時にも役立ちそうですね!

気になるデータ入力の報酬は?

データ入力の単価は単純入力の場合、5~10文字で1円が相場と言われています。入力スピードにもよりますが、ブラインドタッチができる方なら、おおむね時給にして1000円前後は見込めます。

しかし、初心者の内は、それだけの量をこなせないのが普通ですので、まずは続けていく事でスキルアップを目指しましょう。

データ入力を初心者にオススメする訳は?

データ入力は、特に資格も経験も必要がないため、募集する方も全くの未経験でも採用してくれる確率が高い仕事です。

さらに、シンプルに文字や数字を入力しているだけなら、自分のペースで進めることが可能です。

特にデータ入力を主婦の方や、ご家族の介護等でお家を空けられない方へにおすすめする理由は、家事やご家族の世話等で、仕事を一時中断しても続きからすぐに再開できる点です。

ブログライティングも未経験からでも可能なのですが、途中でやめてしまうと、そこから立て直すのに、若干の時間が必要です。

また、タイピングスキルは、あらゆるパソコンの仕事になくてはならないものですから、将来お子さんに手がかからなくなり、外に出て働けるようになった時にも、心強い味方になってくれるでしょう。

大学生に有利な採点アルバイト

採点アルバイトは、試験や模試を行っている企業や塾が用意したマニュアルに沿って、答案に〇×をつけたり、記述式の回答の添削をして、アドバイスを記入したりする仕事です。

塾や試験会場で直接採点する場合と、自宅に送られてきた答案を採点後、返送する場合があります。

募集年齢は特に設けていないところが多いのですが、比較的現役の大学生が採用されやすく、学生向きのバイトと言えます。

試験会場や塾でのバイトは時給制が多く、相場は1000円から1500円になります。

ブログライター

企業や個人のWEBサイトや、ブログに掲載する記事の作成を代行するのがブログライターの仕事です。場合によっては、記事の作成だけでなくブログへの投稿までを請け負う場合もあります。

どんな記事を書けばいい?

クライアントが提示する「テーマ」や「キーワード」にそって、記事を作成します。いわゆる「まとめサイト」へ掲載する記事から、個人で運営するアフィリエイトサイトの商品紹介文の作成等、ジャンルは時事ニュースから求人関連、芸能ニュース、ファッション、グルメ、旅行等、趣味等さまざまな案件があり、需要も豊富にあります。

ブログライターは初心者でも可能

ブログライターには、特に専門的な知識は必要ありません。ほとんどの依頼が、クライアントが指定するキーワードについて、インターネットや書籍等で調べ、自分の言葉で記事を作成するというものです。

そのため、初心者でもパソコンの入力に抵抗がなければ、すぐに始められます。

ブログライターに向いている人は?

誰にでも取り組みやすいブログライターですが、「文章を書くのが苦にならない」事が必須条件です。

WEBサイトに掲載する記事を書くことが多いため、誰が読んでもわかりやすく、簡潔な記事を書く事が求められます。そのため、最低限の文章力も必要です。

また、依頼によっては記事中に画像を入れて欲しいというものもありますので、パソコンの基本操作は覚えておいた方がいいでしょう。

ブログライターの収入は?

ブログライターも多くは出来高制で、初心者で1文字0.1~0.5円、中級者で1文字0.5~0.8円、上級者なら1文字1~3円が相場と言われています。

記事の内容や、一日に作成可能な記事数にもよりますが、月に1万円から30万円前後と、かなり幅があります。

データ入力と同じように、慣れるまではなかなか収入はあがっていきませんが、数をこなし、文章力がアップしていけば、高単価な案件を受注できる可能性があります。

そうなれば、飛躍的な収入のアップも見込めますよ!

在宅ワークを探すには?

クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングサービスは、仕事を依頼したい企業や個人(クライアント)と、仕事を求めている人(ワーカー)とを、インターネットを介して結び付けるサービスです。

仕事の多くは在宅ワークのため、副業を探している方の強い味方です。家にいながら、仕事の検索、受注、納品、報酬の受け取りと全てパソコン(スマホ)があれば可能な為、現在急速に普及しています。

初心者でも取り組みやすいデータ入力や、ブログライティングの案件はどのサービスでも豊富にありますので、最初は自分にできそうなものに応募してみましょう。

外に出て働けない主婦の方や、平日の昼間は働けない会社員、学生の方も時間を選ばずに利用できるのが大きなメリットです。

また、継続して仕事をこなしていく内に、クラウドソーシングサイト独自で設けている「評価」も上がっていき、より高単価な案件の受注も可能になってきます。

地域のフリー求人誌ネットの求人募集をチェック

内職や家の近くの会社から仕事を請け負いたいという方は、近所のコンビニやスーパー等においてある地域のフリー求人誌から探す事が可能です。

また、インターネットでも〇〇市・内職、あるいは在宅ワークと検索すれば、自宅の近くの募集情報が掲載されています。

内職系の仕事の場合、「資材の引き取り、納品可能」な人に限るというケースもあるため、できるだけ近くの会社の方が有利です。

データ入力等のパソコンを利用した仕事でも、納品には出社が必要なところもありますので、特に主婦の方は近くの方が助かりますね!

 

クラウドソーシングサービス 3選

クラウドワークス

 

クラウドワークスは、登録者数250万人と、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。仕事の種類も豊富で、仕事の種類も常時200種類以上用意されています。また、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されているため、信頼度は抜群です。

クラウドワークスの特徴は「自分のスキルに合った仕事」が探しやすい事です。ジャンル別に探すほか、「必要とされているスキル」から探せますので、初心者・未経験者の方でも「経験不問・スキル不要」の欄から見てみるのもいいでしょう。

さらに、スマホアプリも用意されているため、アプリを使えば外出先でもすぐに案件をチェックできるというメリットがあります。

クラウドワークスへの登録は、Google、Yahoo!facebookIDがあれば、無料ですぐに完了します。

ただし、報酬が発生した時は、規定のシステム利用料が発生します。内訳は、タスク形式には一律20%、それ以外は、10万円以下は20%10万円~20万円は10%20万円を超えると5%になっています。

ランサーズ

ランサーズは、クラウドワークスに比べると、ややスキル重視の傾向にありますが、クラウドワークス同様、日本では最大級の仕事の依頼サイトです。

140種以上の仕事から、自分に合った仕事を探す事が可能で、ランサーズ独自の「「無料で診断」機能が利用できます。

無料診断機能」とは、ランサーズが用意した質問に答えていくだけで自分に合った働き方を診断してもらえるもので、ランサーズに登録する前にトップページから利用可能です。

悩める初心者にとってはありがたい機能ですね!

ランサーズもクラウドワークス同様、Google、Yahoo!facebookIDがあれば、すぐに無料で登録が可能です。

報酬が発生した時のシステム手数料は、5%〜20%になっています。

シュフティ

シュフティは、多くの主婦・在宅ワーカーが活躍している仕事マッチングサイトで、登録者数は40万人を突破しています。もちろん、主婦以外の方でも登録可能です。シュフティのメリットは、ちょっとしたスキマ時間にできるような案件が多く、仕事をしたらかならず報酬が支払われる安心の保証システムがあります。

登録はクラウドワークス、ランサーズと同じく無料で、Google、Yahoo!facebookIDがあれば、即可能です。

システム手数料は報酬の10%のみとわかりやすく、報酬の支払いはシュフティが代行して行う「支払い保証制度」があるため、安心感があります。

ワーカーに対するサポート体制も充実していて、メールやチャット、電話での相談が可能です。

ただ、案件数は断然上記の2サイトの方が多いので、シュフティーで案件がない場合は、他サイトとの併用をおすすめします。

クラウドソーシング利用時の注意

 クラウドソーシングサービスは、インターネットで応募から報酬の受け取りまで全て完結できるサービスです。

しかし、お互いの顔が見えないからこそ「報告・連絡・相談」は、通常の会社に勤務している以上に大切です。

案件を受注してから、なんらかの事情で納期に遅れそうなときは、すぐにクライアントに連絡し、相談しましょう。

また、データ入力はもちろん、ブログライター等の文字入力の多い案件では、入力した文章の中に誤字脱字がないのは絶対条件です。さらに、クライアントの指示通りの手順でできているか、提出時のデータ形式に誤りはないか、提出時に抜けているのはないか等、しっかり確認してから納品しましょう

おわりに

今は副業の時代と言われています。最近では在宅ワークを探す時に、インターネットを利用する方が増えいます。

その中でも、需要が飛躍的に伸びているクラウドソーシングサービスを中心に紹介しました。これから在宅ワークを始める方はぜひ参考にして下さい。