自分の芯を貫ける人になろう!

どんな環境にも動じない、自分をしっかりと確立している人ってとても魅力的ですよね。

批判されでも否定されても決して自分を曲げないし、しっかりをした核心を持っている人は「あの人は打たれ強い人だな」と周りに人から尊敬されたりもしています。

揺るがない自分を持っている人

誰に何と言われようと、どんな立場や環境であろうと自分の芯をしっかり持っている人をうらやましく思いませんか?

人に流されやすい私も、そういう人が輝いて見えます。

憧れを抱いても、「自分にはこれだけの芯は持てないだろうな」と諦めてはいませんか?

あなたにも芯のある自分を作ることはできるんです。

ここでは自分が自分であるために、芯を持った人がどういうものなのかをご紹介していきます。

格闘技から派生した「打たれ強い」という表現

ボクシングやプロレスなどの格闘技では、相手を打って勝敗をつけます。

ボクサーやレスラーは、相手に打たれたも打たれてもそれに耐えて攻撃を仕掛けていきます。攻撃を食らったところで、それで簡単に負けたりはしません。

その打たれても耐えるという意味合いから「打たれ強い」という言葉が出てきました。

打たれ強い人とは、批判を受けたり悪い立場にいたとしても負けない、耐えうる力を持った人のことを指します。

逆境に耐えうる人はどんな人?

芯を持った自分になるには、逆境に耐えられる人がどんな性格や考え方を持ち、どう行動しているかを知らなければなりません。

ここでは、芯を持った人とはどういう人なのかという特徴をご紹介していきます。

前向きな思考を持っている

どんなことがあっても、たとえ自分が不利な状況に立たされたとしても常に前向きな姿勢を見せるのが、芯を持っている人です。改善が難しい状況でも「何とかできる」「自分ならやれる」と最善を尽くして良い方向に向かわせようと努力します。絶対にあきらめないのが、芯を持っている人の特徴です。

また、考え方が前向きなので相手に批判を受けたとしても、それを自分に向けた感心だと解釈することができるので、嫌われることに対する嫌悪感がありません。

逆に嫌われることに対するわくわくした気持ちの持ち主なんです。

すぐに気持ちを切り替えることができる

嫌なことがあると、それをいつまでも引きずってしまいますよね。「あの時あんなことをしなければ・・・」「あの失敗は忘れない」と過去のことをいつまでも悔やんだところで、どうしようもないのです。

芯を持った人は嫌なこと、失敗したことも全て受け止める器を持ってます。

忘れてしまうわけではありませんが、いい方向に考え直します。「

失敗は成功の素」ということわざがあるように、失敗してもそれをばねに頑張れば成功できるんだというやる気につなげていけるのです。

失敗を恐れずに挑戦する心を持っている

芯を持っている人は、自分を信じているので失敗を恐れずどんどんチャレンジしていく気持ちを持っています。

失敗を気にする人は、新しいことになかなか挑戦することができませんが、芯を持った人は失敗から学べることがあることを知っているので、むしろ失敗を歓迎すらしています。

ただ、失敗もそのままにしておくことはせず、失敗した原因を突き止めて成功するまで改良を積み重ねながら続けていく忍耐力も持ち合わせています。

周囲の人に依存しすぎない

自分を信じているから他人は信用していないわけではありませんが、芯を持った人は周りの環境に依存しすぎていないので、環境の変化に惑わされることがありません。

たとえ、集団の中で孤立することがあっても、自分が正しいと思ったことを貫くことができます。

自分の思考や言動の原因はすべて自分にあるという考えを持っているので、失敗しても相手のせいにすることはありませんし、相手になんでもなすり付けるということもしません。

適度に周囲の協調を保ちながら、自分の意見はしっかりと持って行動しています。

誰かのためにという心を持っている

芯の強い人は自分をしっかりと持っているのですが、自分だけが大切なわけではありません。自分よりも家族や友人、知人など大切に思っている人がいます。そういう人を持っている人はとても強いです。

自分だけのために生きている人は、芯の強い人になることはできません。自分よりも大切な守りたいものがある人だからこそ、芯の強い人になれるのです。

解決策を見出すことができる

芯の強い人は、昔から強かったわけではありません。いろいろ悩んだりくじけたりどうしようもないこともあったでしょう。いろんな辛い経験をしたからこそ、芯のある強い人になれるのです。

壁にぶつかるたび、問題が発生するたびに悩んできた経験から、「悩んでいても何も解決しない」という結論にたどり着いたのです。

悩むだけ時間の無駄だから、どうすればいいのかを考えて行動したほうがいいという結論にたどり着きました。

自分の感じたことは正直に相手に伝える

周りの環境に影響されないのが芯を持った人なので、相手がどんな立場にあろうとも自分が感じたことは素直に飾らず意見することができます。

仕事において、会議やプレゼンの場でも自分の意見をはっきりということができますし、批判されてもその根拠を述べることができます。

また、プライベートにおいても相手が間違ったことをしていたらそれをしっかりと指摘してあげることができます。それは、自分のためではなく相手のためを思っているからこそできるのです。

人生の目標とその経路をしっかりと思っている

芯を持っている人は人生の行きつく先を見通しており、自分が目標を達成するために今どの段階にあって、これからどうしていかないといけないかをしっかりとわかって日々を過ごしています。

人生にはいろいろ選択するときがあると思いますが、将来の見通しが立っているため迷うことがありません。

迷わないので周りの意見に左右されることがなく、自分が選んだ道を突き進むことができるのです。

辛い人生を何度も経験してきた

本来あまり経験したくないものですが、芯を持っている人は、辛い体験をたくさんしてきている人が多いです。

芯を持っている人は自分からあまり辛い思い出話をすることはありませんが、自分が辛い経験をしているからこそどのようにそれを解決してきたか、乗り越えてきたかの実績とともに自分の自信を持てているのです。

自分の経験をもとに、他の人には自分の様なつらい思いをさせたくないという気持ちから芯をもって相手に意見することもできるんです。

行動力がある

芯を持っている人は、失敗を恐れない強い精神力を持っているので、新しいことや未知なることに対してもチャレンジしようとする行動力があります。

先が見えない不安に果敢に挑戦することで、新しい道を切り開けることを知っているので不安よりも期待の方が大きいのです。

背後にはたくさんの失敗や挫折を繰り返してきたこともありますが、どんなことにもまずはやってみるという行動力は見習いたいものです。

自己管理ができる

体調が悪くなると気持ちも落ち込みがちですが、芯を持っている人は自己管理もしっかりできているので体調を崩すことがほとんどありません。

基本的に自分に無理なことはしませんし、体調が悪くなりそうなときに早めに対処することができるんです。

体が資本だということをわかっているので、常に自分の体調をしっかり管理しています。自分をコントロールできるのも自分を知っている証拠なんですよね。

途中で諦めない

どんなことでも最後までやり遂げることができるのも、芯を持っている人の特徴です。どうしようもない時、どう考えても不可能だということがあっても最後まで諦めない精神力を持っています。

全てがうまくいくわけではありませんが、諦めずに努力することでここまでできたという達成感につなげていくことができるんです。

さいごに

芯を持っている人は、生まれつき持っている素質ではないんです。

いろんな人生を経験したからこそ、持てたものだということがお分かりいただけたと思います。

辛い経験をしていないから、芯を持った人になれないというわけではありませんが、逆境に耐えられる人の人生を知って自分の糧にしていきましょう。