転売で稼ぐための仕組み~ヤフオクやメルカリの活用法と無在庫転売について~

近年ではフリマアプリの普及もあり誰でも手軽に転売ができるようになりました。

このような中で年収1000万円を超える転売屋も増えています。

彼らはどのような方法で効率的に利益を出しているのでしょうか。
また、最近よく耳にする「無在庫転売」についても詳しくまとめてみました。

転売屋の稼ぎ方とは?

ネットショップ

ただ闇雲に商品を転売しても利益は出せません。転売で利益を上げるためには、いつくかの方法があるので1つずつ説明していきます!

1.コツコツ地道な作業が得意な人はオススメ!中古本の転売

転売と聞いて思いつく人も多いのではないでしょうか?

古本・中古本の転売は昔から人気があります。古本の転売で利益を出すコツはいかに安く仕入れるかです!

本屋の100円コーナー等の格安で手に入るとことから仕入れ、それらをネット上で相場以上の値段をつけて販売します。

しかし、古本の転売は仕入れ、出品、取引、発送などの個々の手間が多いわりに大きく利益が上がりにくいため、地道な作業が得意でない方にとっては苦痛に感じるでしょう。

大半の人が労力に見合う成果が得られず挫折していくようですが、地道ながらもわずかなお金を確実に稼ぐことができる人には向いている方法ともいえるでしょう。

【どこで仕入れる?高額で古本を売るためのポイント】

まず仕入れですが、ブックオフ・ゲオなどの大型書店を利用しましょう。

大きな店舗はその場でゆっくりと本の相場を調べるのに都合がいいです。次に転売するサイトですが、YahooオークションかAmazonの利用をオススメします。メルカリはここでは手数料が高いためオススメしません。

各々の手間と手数料を比較しその時にあったものを選択しましょう!

Amazon:商品の撮影や取引の手間はかからないが手数料が高い。
(販売額の15%+成約料80円~)手間は少ないが利益も上げにくい

Yahooオークション:出品や取引の手間はかかるが手数料は安い。
(販売額の5%+出品料10円)手間はかかるが利益は上げやすい

メルカリ:販売手数料が10%とかなり高い。
転売して利益を出すのには不向き

転売して利益を出すためには高く売れる本をいかに安く仕入れるかにかかっています。

最も一般的でリスクの少ない方法が100円コーナーの本を一つ一つ丁寧に検索してその場で値段を見極めることです。

すぐに、高値で売れそうな古本を見つけられるので最も手っ取り早い方法と言えるでしょう。

コツコツやっていると、100円コーナーの本から数千円で売れる本を発見することもあります!少額でもいいので安全重視の方には良い方法ではないでしょうか。

★リサイクルショップも利用できる?★

もちろん、リサイクルショップを利用した転売も可能です。

中には仕入れた商品を3倍の値段で転売することに成功する方もいる程です。

大手チェーンではないお店は適当に値付けされていることも多く、ねらい目ですよ!

2.大きな利益が出やすい!チケットの転売

チケット転売禁止

以前はチケットキャンプ等のサイトで盛んに取引が行われており、大きく稼ぎやすくなっていましたが、チケットキャンプも閉鎖になり現在では衰退しているように思います。

コンサートチケットは高値で転売しやすく、最も利益が出ますが昨今は規制が厳しくなっています。

メルカリなどのフリマサイトでも年々規制が厳しくなっているようであり、出品しても運営側から削除されてしまうケースがあります。

これらの状況を踏まえると、今後はチケットの転売で稼ぐことは難しいでしょう。

また、近年では新型コロナウイルスの流行もあり、コンサートや入場者の数も減っているため、チケットで稼ぐのは厳しいでしょう。

3.原価0円で転売できる!?情報商材の販売

情報自体を商売として取り扱う情報商材は、ヤフオクの情報カテゴリでもかなりの数を占めています。

取り扱うのは「情報」であるため、原価は0円!しかも価格は自由に設定できるので、通常の商品の何倍もの利益を出すことが可能になります。

しかし、数が多い分競争率も高く、情報カテゴリの1ページ目に表示させるためには高額の宣伝費が必要です。

また、突然出品を取り消されたり落札者に情報が転売されたりすることも多いのが情報商材を扱うデメリットです。

こういった状況もあり、最近では利益を出すことは難しくなっています。

以前はヤフオクの情報販売でも月20万程収入を得ることも可能でしたが、近年ではアカウントの削除などのリスクも高くなっており情報商材で稼ぐのは難しいと思います。

もし今から始めるのであれば、インフォトップなどのサービスで販売する方がオススメです。

4.クリエイター向け!!オリジナル商品の販売

手先の器用な方は必見です。オークションを利用して自作の作品や商品を稼ぐ用法です。

ヤフオクは特に細かくカテゴリ分けをされており、濃いアクセスを集めるには最適です。

また、商品を狙っている訪問者を自分のサイトへ誘導することもできるので集客としても利用できます。

絵画や陶器、プラモデルなどの自分で作ったオリジナル商品を販売している人はぜひ活用して貰いたいです。

自作の商品を作成していない人も自宅に不用品があれば、リサイクルショップに持っていくよりもオークションやメルカリの方が高く売ることが出来るのでオススメですよ。

5.リスクもそれなりにあるドロップシッピング

ドロップシッピングとは、商品の仕入れなしで気軽にネットショップを開くことが出来るシステムです。商品が売れた金額に応じて報酬が得られるアフィリエイトとよく似たネットビジネスです。

しかし、基本的にはドロップシッピングはヤフオクでは禁止されています。商品の仕入れをしないということは在庫の数も分からないので突然在庫がなくなることもあります。

このような場合、円滑な取引に支障をきたすためです。

また、ドロップシッピングサイトも大半がヤフオクを含むオークションへの出品を禁止しています。

ところが、実際はドロップシッピングで商品を出品している人も多く目にします。

禁止されているにも関わらず出品が可能なのは、オークション側がドロップシッピングを完全に把握しきれていないからです。

何も言われないからと言ってやっても言い訳ではありません。

急に在庫がなくなったり、何らかの事情で発送が遅れたりすることでトラブルに繋がるリスクが高いです。

ドロップシッピングはコツをつかめば稼ぎやすいメリットもありますが、その分トラブルが生じやすいというデメリットもあります。

実践する際はしっかりと考えてからにしましょう。

無在庫転売とは?

転売禁止

無在庫転売とは、在庫を持たない受注発注型の転売のことです。

注文された商品は仕入れ先のネットショップから直接購入者のもとへ送られるシステムです。

このときの仕入れ値と販売値の差額で利益やポイントを得ることができます。

在庫を抱えることがないため、最初の手元資金がゼロからでも始めるところが魅力ですね。

ただし、購入から商品が発送されるまでにどうしても時間がかかってしまうことが多く、発送元の梱包で無在庫転売であると判明しクレームや悪評がつくリスクも多いにあります。

もしも無在庫転売であると分かってしまい、通報されればアカウントの停止や退会処分になるリスクも高いので十分に注意しましょう。

現在ではメルカリやAmazonでの無在庫転売が増え、問題になっていることもあり購入者もより敏感になっています。

メルカリでは、商品をメルカリで購入し、手元に届く前にそのままメルカリ上で金額を上げて販売して稼ぐ人が増え問題になりました。

現在では禁止されていますが利用者や運営の目もこれまで以上に厳しくなっています。

通報されれば当然、アカウントの停止や退会処分になってしまいます。

得られる利益もありますが、手を出すには危険もあるので安全に稼ぎたい人には不向きです。