電子書籍「文無し主婦が初めての投資やってみた。: 貯蓄に縁のない夫婦が初めて始めた堅実投資の方法」
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『お金について考えるのは、もっと歳を重ねてからで大丈夫』
これは以前の私です。
社会人になって一人暮らしを開始した私は、手取りの一割程度を銀行の定期預金に入れ、貯金をしている気になり、あとは使いたいだけお金を使い、遊んでいました。
お金について色々と考えることも面倒で、なんだか守銭奴のような、いやらしいことに感じていました。お金について考えることは、まだまだ人生の先のお話だと思っていたのです。
社会人になり大手銀行の定期預金口座を開設したものの、その意味や目的は定まっておらず、ある程度溜まったら定期預金を崩し、旅行や趣味に使う生活を送っていました。
少ないお給料から生活費を捻出しつつも、流行の服やカバンも欲しい。新作コスメも試してみたいし、おしゃれなカフェにも行きたい。
貯金はほとんど無くても、消費者金融やクレジットカードのリボ払いには手を出していなかったので、私は金銭的に自立出来ていると思っていました。
使っても、また貯めれば良いと考えていたので、正直全く危機感は感じていませんでしたし、同世代だと、言わないだけで同じようなものでしょう?と、当時は思っておりました。
そんな生活を送っていた数年後、有難いことにご縁があり当時の彼氏と結婚することになりました。
彼も私と似たお金の価値観を持っており、貯金はほとんどゼロ。
毎月給料日前には『あと〇〇円で〇日過ごさないといけない』とよく言っていました。
なのに、お給料が入ったら後先考えずに豪華にレストランでディナーをすることも。
今から考えたら異常ですが、大好きな彼と結婚できることに舞い上がっていたので、何の不安もなく喜んで籍を入れ、『一生に一度だから』と結婚式と新婚旅行を行い、親からの援助といただいたご祝儀、残り僅かだった私の定期貯金を崩し、なんとか支払いました。
当然貯金は底をつきましたが、これから夫婦で貯めていけば良いと軽く考えていました。
結婚式も落ち着いたある日、同じく結婚した友人とランチをしていた時でした。
何気ない会話の中で友人は、結婚式の費用を自身の独身時代の貯金から全額支払い、ご祝儀でいただいたお金は全額手元に残ったと言うのです。
一人暮らしや実家など、環境や職種に違いはあるものの、私が遊んでいる間に同世代の友人は私の年収以上のお金を貯金していたことになることに私は衝撃を受けました。
貯金が無いことは当たり前では無かったことに、やっと気が付いたのです。それで良いと思っていた自分を猛烈に反省しました。
しかし、反省してもお金が降ってくるわけではありません。貯金はしたいけれど、欲しいものや趣味はできるだけ我慢したくない。生活レベルを下げたくない。でも、貯金はしたい。
そのためにはどうすれば良いのか。インターネットで調べていると「投資」を進める記事がたくさん見つかりました。
当時の私は「投資」という言葉に、元手で大金が必要だったり、大損をしてしまったり、専用の知識や機械が必要だったり、お金持ちがするようなイメージを持っていました。
「投資」と一言で表してもいくつかの種類があります。
株式投資
不動産投資
投資信託
FX(外国為替取引)」
などがそうです。
私が抱いていたイメージのように、元手に大金がかかるものや、ハイリスクハイリターンの投資があることもわかりましたが、反対に少額からでも始められる投資があることもわかりました。
大金持ちや企業の社長がするものだと思っていた投資ですが、最近は若い人や主婦の方も挑戦しているという記事もたくさんありました。
調べているうちに「投資=怖いもの」というイメージから、なんだか「やらないと損」であるような気持ちになったのです。
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経験談についてまとめた【やってみたシリーズ第7弾】では、「堅実投資」に関する経験談について、著者のAyaさんに執筆頂いています。
「資産運用って気になっているけど、難しそう。」
「iDeCoやつみたてNISAってよく聞くけど、そもそもどんなもの?」
「将来の生活や貯蓄のために今できることをしておきたい。」
「税金が少なくなるように上手くやり繰りしていきたい。」
このように思っている人はかなり多いと言われています。
近年では「2000万円問題」もかなり話題となり、将来の金銭的な問題は自分だけの問題ではなく、国の問題にまで発展して悩む時代になってきました。
そのためにも、自分のことに対しては自分で備えておくのが必要だと感じて、投資を始める方も少なくありません。
将来年金がもらえなくなるかもしれないといった不安や、自分たちが高齢者になった時には今よりさらに少子化が進み、国の金銭的なピラミッドも不安定になるかもしれないといった不安など、お金に絡む不安は誰しも抱えています。
資産運用は、年齢の早いうちからやっておいた方が良いのは確かです。
本書では、貯蓄や投資について考え始めた方に、経験談を通じて分かりやすく解説してあります。
投資についての考え方ややってみた良かったこと、失敗したと感じたことも執筆頂いています。
スキマ時間で簡単に読めて、今後について考えられる一冊となっています。